2004-04-01 第159回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
また、国の鉱山への立入検査も鉱務監督官以外の職員も検査可能とするインセンティブ制度の導入で検査間隔を緩めるなど、従来の保安管理体制がより一層後退する危険性があり、国民の不安にこたえるものになっていません。この間の企業の自主確認、自主検査の問題で国民の生命、財産に多大な支障が生まれる産業事故を見ても分かるように、国の関与が重要になっていることを強調しておきます。
また、国の鉱山への立入検査も鉱務監督官以外の職員も検査可能とするインセンティブ制度の導入で検査間隔を緩めるなど、従来の保安管理体制がより一層後退する危険性があり、国民の不安にこたえるものになっていません。この間の企業の自主確認、自主検査の問題で国民の生命、財産に多大な支障が生まれる産業事故を見ても分かるように、国の関与が重要になっていることを強調しておきます。
炭鉱などの申告制度はありますけれども、労働者は鉱山保安監督部長か鉱務監督官に申告となっていて、主務大臣というふうにはなっていないんですよ。それほど私は、これは原発の問題は重要だからこそ主務大臣に直接従業員は申告できるというふうになっているんです。
また、炭鉱のこれらの対策については、鉱務監督官が常駐いたしまして、実施状況を適宜検査し、追跡してきたところでございます。
今、先生からの御指摘でございますけれども、監督部におきまして、現場に派遣した鉱務監督官から自然発火の兆候についての報告を受けたわけでございますけれども、二月五日の夜、二十一時四十五分でございますけれども、保安統括者である常務取締役に対して北海道鉱山保安監督部長から、口頭で、会社から監督部に対して通報がなかったことについて遺憾の意を伝えるとともに、会社として承知している事実関係あるいは本件発見の端緒を
二月五日十六時三十分ごろ、釧路鉱山保安監督署に電話で匿名の情報提供がありまして、直ちに、鉱務監督官三名を派遣しました。鉱務監督官が太平洋炭鉱に十七時五十分に到着いたしまして、同炭鉱の生産部長である保安技術管理者に坑内状況を質問しようとしたところ、同部長より、太平洋炭鉱の坑内において、一月二十七日に、巡回中の坑内保安係員が自然発火独特の甘味臭を感じ、注水等の対策を講じている旨の報告がありました。
大臣、お伺いしたいんですけれども、この第三十八条には、鉱山では、その省令に違反する事実、かつ危害を生じ、またそのおそれが多いときは、鉱山労働者は、その事実を鉱山保安監督部長または鉱務監督官に申告することができる。
災害直前の検査でございますが、平成十二年一月十八日から二十一日まで、鉱山保安監督部の鉱務監督官三名により実施いたしました。指摘事項といたしましては、地圧によりまして狭くなった坑道部分を適切に拡大すること、坑道内の鉱車が、鉱石を運ぶ車でございますが、障害物に接触しないようにすること、ベルトコンベヤーの保守管理を適切に行うこと等について指摘をいたしまして、会社から改善計画を提出させております。
国の、石炭鉱山に対する保安監督体制について御質問がございましたが、太平洋、池島、それぞれ北海道及び九州の鉱山保安監督部に石炭保安を担当する石炭課、指導課等を置き、さらに、釧路及び佐世保の鉱山保安監督署に鉱務監督官を配置いたしまして、巡回検査、さらには機械、器具の性能検査、落成検査等、きめ細かい指導監督を実施しているところでございます。
当省といたしましては、鉱業権者による自主保安体制の確立ということを基本といたしておるわけでございまして、石炭企業に対する監督指導の実施、適切な支援等の所要の措置を講じておりますが、具体的には例えば鉱務監督官による指導監督を実施いたしますとともに、石炭企業が行います保安確保事業に対する助成措置、あるいは石炭鉱山の保安技術に関する研究開発の委託事業、また鉱山保安センターが行う保安教育訓練に対する補助等を
八、三井石炭鉱業三池鉱業所有明鉱の坑内火災事故につきましては、事故以後、坑内火災対策に重点を置き鉱務監督官による特定検査の実施、事故調査委員会報告に基づく当面の坑内火災対策の実施等所要の措置を講じてきたところであります。
これらの関連性に関しまして、鉱務監督官、両方におりますけれども、これの機動的な動員体制がとれることによりまして広域的な保安行政が実施できるようになる。それから共通問題に対してより一体的、効率的な対処ができるというようなのが保安行政の効率的展開というふうに考えられております。
また、定数削減、鉱務監督官数の削減などのないようにする。そういったいろいろな御注意はよく伺ったところでございまして、行政合理化の精神が本当にうまく貫かれますように、今後万全を期して対応していくつもりでございますので、よろしくお願い申し上げます。
さらに、鉱務監督官の巡回検査等におきましては、ただいま申し上げましたような集中監視施設による各種の保安計測データ等につきまして、規定値を超えているか超えていないか、管理が十分行われているかどうか等についてチェックを行っているところでございます。
ですから、それに対してどういうような総点検がなされ、改善がされ、その後において鉱務監督官は巡回においてどういう指示をなされたのか、これをお聞かせ願いたい。
○多賀谷委員 要するに監督局、監督部でもいいのですが、鉱務監督官が行政の処分というか、処分をした場合には、当該保安管理者は保安委員会に通知しなければならぬというふうに書いてあるのですね。その処分というのはこういう改善指示も入っているのですか。どの程度のものを処分と言うのか。
災害後当炭鉱におきましては、労使で保安総点検を実施、さらに福岡鉱山保安監督局の鉱務監督官の坑内点検が行われ、この結果、今月二日正午、同局は、一卸区域を中心とする一部区域の操業の再開を了承しました。 炭鉱は、三日、二番方より通常操業を再開しましたが、翌四日早朝、主要排気坑道である飛島連れ卸坑道の坑口から約四・一キロメートル地点で落盤がありました。
○説明員(高木俊毅君) 先生御指摘のとおり、五月七日から十日にかけて鉱務監督官による巡回検査を実施したわけでございますが、その際に先生御指摘のような当該区域につきましては改善を命令しているわけでございます。
連日私どもの方からも十数名の鉱務監督官を入坑させまして、鋭意調査を進めているところでございます。現在までにわかっているところでございますけれども、現場の状況から見ましてガス突出の形跡が比較的少ない、それからガス爆発と考えられる形跡は多くあるということははっきりしております。
こういうことから、この両監督部を統合することによりまして鉱務監督官の機動的な動員態勢がとれるなど、広域的な保安行政を実施できるのではないかということと、共通問題に対しまして、より一体的かつ効率的な対処ができるということ等を考えまして、効率的展開を可能にしたいと思っております。
昨日、福岡鉱山保安監督局の鉱務監督官が現場調査のため入坑したときの状況では、坑道は火災の形跡が見られないこと、アーチ枠の一部がかなり倒壊していること、一部の炭車は圧風を受けたと見られる状態を呈していること等から見て、ガス爆発が発生した可能性が強いと判断しているものであります。 本日も、引き続き鉱務監督官が入坑して調査を継続することといたしております。
きのう福岡鉱山保安監督局の鉱務監督官が現場調査のため入坑したときの状況では、坑道は火災の形跡が見られない、またアーチ枠の一部がかなり倒壊している、一部の炭車は圧風を受けたと見られる状態を呈していることなどから見て、ガス爆発が発生した可能性が強い、こういうふうに判断をしておるわけでございまして、きょうも引き続き坑務監督官が入坑して調査を継続することとしておる。
なお、三池炭鉱におきまして事故後も頻発災害等が多発しておりましたので、頻繁に鉱務監督官を現地に派遣し、現地の調査等を実施させますとともに、責任者を鉱山保安監督局に召喚していろいろ監督、指導を実施しておりますし、昨年の十一月には、本社の社長を私どもの方に呼びまして注意の喚起を行ったところでございます。
これらの頻発災害の発生につきましては、私どもの方の鉱務監督官による巡回検査の強化等を図って注意しているところでございますけれども、なお、各社の在京の保安部長を召喚いたしまして注意を喚起するということで、監督指導を強化しておるところでございます。
それから、保安監督行政の現状でございますけれども、政府といたしましては、鉱山におきます保安確保は極めて重要であるとの認識に立ちまして、鉱山保安法令の整備を図ってきておりますけれども、鉱務監督官による立入検査の実施、鉱山ごとの保安規程の認可等を通じまして、各鉱山の自主保安体制の適切な運営を図るべく監督指導に努めているところでございます。
三月十五日の有明鉱の再開問題でございますが、これは十三、十四日の両日、鉱務監督官の入坑立入検査によりまして、先生御指摘のような中間報告にございます当面とるべき緊急対策、これらを含めまして必要な保安対策をハードの面で備えておるという判断をいたしたわけでございます。
それから組合との関係でございますが、これ御承知のように保安委員会というものをつくっておるわけでございまして、保安委員会の補佐として保安監督員がございますが、これが鉱務監督官の立入検査等で立会をいたして保安管理を双方で徹底化を図っておるところでございまして、もちろん今後一層の保安管理の重要性の徹底が今回の事故を契機として図られ、かつその体制ができ上がったものというふうに私どもは考えています。
すなわち、三月一日に保安技術管理者通達を出しまして、少なくとも状況不明の段階におきましても、事故については第一報を速やかに、直ちに鉱務監督官へ通報するということで社内の体制を整えております。 あわせまして、こういったことがないように、先ほど聞きました鉱山保安監督局部長会議におきまして、各管下の鉱山へ十分周知徹底するように今回指導を行ったところでございます。
○政府委員(石井賢吾君) 例えば、鉱務監督官の立入検査、この場合には保安係員及び補佐員が大体、立会といいますか、立ち会ってまいるわけでございます。その構成のメンバーは、労働組合関係の方も保安委員会の一部として当然入るわけでございまして、そういった時期においていろいろ意見交換をしながら立入検査を実施しておるわけでございます。